三育教育のすがた Concept
「徳育」豊かな心の教育
豊かな心を育てる
朝の礼拝、授業前のお祈り、聖書の言葉の暗記、また毎日20分の聖書の授業と土曜日の教会出席などを通し、私たち一人ひとりは神様に愛されている存在だと理解することを、教育の柱としています。
自分はかけがえのない存在だと知ることで、児童たちは物事を肯定的に捉え、何事にも積極的に取り組む姿勢を身につけます。
他者に関しても自分と同様の存在であるという意識を持ち、他者の意見を尊重し、お互いに理解し認め合う価値観を養います。
祈祷週
各学期に一度行われる祈祷週で、キリストの教えを深く理解します。
また、毎年2月に行われる卒業祈祷週では、卒業を控えた6年生が学校生活を振り返り、神様の愛を感じた体験や聖書の教えを心の土台として歩む決心を話します。
一人ひとりが自分の考えを持ち、これからの生き方について真剣に考えている姿を見ることができるのは、感動的であり、児童たちの成長を実感するときです。
奉仕活動
助け合い、感謝し合うことこそ人生の喜びであると体感します。
近隣の清掃活動を行う他、老人福祉施設を訪問しクリスマスの劇や歌を披露するなど様々な活動をしています。
訪問先で高齢者の皆様から喜んでいただけるのは、児童たちにとって何よりの楽しみであり励ましにつながっています。
このような活動を通し、児童たちは社会と自分とのつながりを認識し、自己利益ばかりではなく社会全体の利益を考え行動できる人間としての資質を磨くのです。
教会出席
安息日に教会の礼拝で神様に心を向け、一週間の感謝をささげます。
学校では、月曜日の朝に全校礼拝をする他、毎日20分ずつの聖書の授業で、聖書の教えやそれに基づく生き方を学びます。
「知育」学習指導
「なぜ?」「もっと知りたい!」を伸ばす教育
何事にも興味を持ち、情報を集め、自分なりに考え、仮説を立てて検証していくプロセスを身につけることが、中等・高等教育においても大きなアドバンテージになるとともに、社会に出てからも様々な問題を解決していく上で非常に重要になるからです。
授業では教師が答えを押しつけるのではなく、一人ひとりの思考プロセスをリードすることで、自ら解答を導き出し、「できた!」「わかった!」という喜びを体感させます。この喜びの蓄積が学習意欲を向上させ、学力を伸ばすのです。
基礎学力
「らくだ学習」で基礎学力を高め、自ら学ぶ習慣を身につけます。
かかった時間や回答数などの学習結果を「らくだ学習記録表」に記入し、自分の学習の習熟度や到達度を視覚的に把握することが可能です。
繰り返して学習することで、基礎学力が確実に身につくとともに、苦手なことにも取り組む力や集中力、根気などが育ちます。
自分で学習記録をつけることは児童にとって大きなモチベーションとなり、自ら学ぶ習慣が自然に身につきます。
毎日の学習
毎日の宿題は家庭での学習習慣をつけ、学んだことをその日のうちに定着させます。
テストやドリルの後は直しの時間をとり、自分が間違えたところを納得いくまで考える指導をしています。
また、漢字検定試験や英語検定試験も本校を会場として実施され、毎回多くの児童が挑戦します。
表現教育
深く考える力と、正しく伝える表現力を同時に養います。
学習発表会での学年ごとの発表や、卒業祈祷週で証しをすることも、自ら学んだことや体験、考えを表現し伝える良い経験となります。
「体育」健やかな体づくり
体を鍛えるだけでなく、内面から健やかな体をつくる
年間を通して行われる水泳教室で全身運動をするほか、始業前に縄跳び、ラジオ体操、マラソンなどを行い、基礎体力を伸ばし、健やかな心と体を育みます。
また休み時間には大勢の児童が一輪車を自在に乗り回したり球技に興じたりと、児童たちは元気いっぱいに思う存分運動を楽しみ、自然に壮健な体づくりをしています。
春の運動会、春秋の遠足の他、秋には縄跳び大会、マラソン大会、駅伝大会、サッカーフェスティバル、スポーツテストなど、日頃の体力づくりの成果を発揮する機会もたくさんあります。
競技の勝ち負けより、がんばった自分や相手をたたえることを大切にしています。これは徳育にも通じることです。
水泳で総合的な体力づくり
理想的な全身運動でありながら関節などへの負担が少ない水泳は、体幹づくりや心肺機能の強化などに役立ち、総合的に体力を伸ばすことができます。それぞれのレベルに応じて級が分かれ、一人ひとりに最適な指導を受けることができます。
さらに、万一水難事故にあったときの護身術を身につける目的で、年に一度着衣水泳を行っています。
ご家庭のお弁当は、感謝の心を育て、親子の絆も深めます
卵乳菜食を推奨し、内面からも健やかな心と体をつくります。
お弁当を開けるたびに、自分のために手間暇かけてつくってくれた方を思い出すことで、児童の心には感謝の心が育ち、親子の絆も深まります。
食生活については、日々のお弁当に卵乳菜食を奨励しており、ご家庭の食事にもお勧めしています。
卵乳菜食には、低脂肪・高食物繊維でありながらバランスのとれた栄養が摂取できるという優れた特長があり、内面から体の健康をつくり維持していくのに有効です。
なお希望者は、三育ネットワークの健康食品会社(三育フーズ)が製造している豆乳やカルシウム飲料を定期購入することができます。また希望者には週に数回、学校でサンドイッチなどを注文販売しています。
※行事などで学校が食事を用意する場合は、アレルギー体質を持つ児童には個別対応しています。