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6年生 最後の図工の授業で紡ぎ出された言葉
間もなく卒業式を迎える6年生。図工の授業ではクラス全員による大きな作品を仕上げました。
まず、図工科の先生より、「東京三育小学校と言えば何をイメージするか」と問われ、クラス全体で考え、次の言葉が出されました。
「ふわふわ」「えがお」「聖書」「讃美歌」「桜」「どんぐりの木」「校舎」「ぶどう」「十字架」「友だち」
次に、イメージしたそれぞれの言葉を図工室いっぱいに広げた大きな紙に絵で表しました。
さらに、イメージした絵の一つひとつにどんな色を付けたらよいかを考え、色付けをしました。
出来上がった絵をみんなで鑑賞し、意見を述べ合い、先生が「自分たちにとっての東京三育小学校とは」と課題を出し、グループに分かれて考えました。グループごとに決まったことを発表し、さらに全員で活発な話し合いがもたれ、先生の課題の答えとして一つの言葉が紡ぎ出されました。
「個性」:個性と書いて「ストーリー」と読みます。
6年生みんなで思考し、描き上げた大きな作品は、まさに、6年間の様々な体験をとおして身に着け、心に刻んできた学校への思いです。
これから先、この日の授業を振り返るごとに、みんなで作り上げた作品への思いが彼らを助け、励まし、強めてくれるでしょう。作品そのものが6年生を表す「個性(ストーリー)」ともなりました。
芸術鑑賞会を実施
これまで芸術鑑賞会では、狂言、ヴァイオリンとピアノによる演奏会、人形劇、落語などを実施してきました。
今年度は、劇団「風の子」による「ソノヒカギリ美術館」と題された演劇でした。
通常の演劇鑑賞とは異なります。子どもたちも先生も声に出して問いかけに応え、また舞台上に上り、出演者の方々と共に劇を進行していく楽しさを味あわせてくださいました。
舞台上には絵画などが展示され、作品に子どもたちが思いついた題名をつけさせてもらったり、ピクトグラムをモチーフにした作品を作らせてもらったり、絵画の額縁を使った表現遊びをしたり、子どもたちの自由な発想力を生かし、引き出し、表現させてくださいました。多くの子どもたちが体験したことのない参加型の観劇になりました。
「ソノヒカギリ美術館」は、一日限定・私たちの学校だけの美術館開催でした。
子どもたちを終始楽しませてくださった劇団「風の子」の皆さま、ありがとうございました。
3年生 練馬区立 石神井公園「ふるさと文化館」へ体験学習
3年生の社会科では、「地域の様子と人々のくらしの移り変わり」を学んでいますが、体験学習として、練馬区立 石神井公園「ふるさと文化館」へ行きました。
「ふるさと文化館」は、練馬区の歴史や伝統文化、自然などについて体験しながら学ぶことができる博物館です。
また、明治20年代に練馬区内に建てられた民家をふるさと文化館の屋外施設として移築復元された建物も見学させていただきました。
4年生になるとさらに地域を広げ、東京都について学びます。自ら考え、課題意識をもって工夫しながら学びを深めていく学年に入るので、3年生の調べ学習の集大成として大切な体験学習となりました。
見学した時は、企画展「ナニコレ!?練馬コレクション 収蔵品の謎を解明しよう」が行われており、様々な生活の道具が紹介され、興味深く学びました。
以下体験学習の感想です。
① 授業で習っていない道具も見ることができたり、習った道具も実際に見られたり、とても勉強になりました。
② 練馬大根についてもよくわかりました。
③ 練馬区の歴史についても学べてよかったです。
④ 色々な道具を見て、昔の人の知恵におどろかされました。
卒業祈祷週でのお昼休み「祈りの組」
まもなく卒業式を迎える6年生全員による証しの一週間が始まっています。
小学校6年間の歩みを振り返り、学校での学びや先生、友だちとの出会いや様々な体験をとおして、自分と神様との関係、聖書からの学び、そして実生活に生かされたこと、神様を知って自分が変わったことなどをお話しする特別な一週間です。一人ひとりが祈りをもって考え、そして全校児童と先生たちの前で語ってくれます。選ばれた誰かが話すのではなく、全員のお話しを学校全体で分かち合い、たしかに神様は私たちと共にいて、私たちを愛してくださるお方だと教えてくれる素晴らしい時間です。
*卒業祈祷週については後日掲載します
この卒業祈祷週に合わせて、昼休みに「祈りの時間」をもっています。(1学期と2学期の祈祷週も同様です)
「祈りのカード」にお祈りしたいことを書き、チャペルでひざまずいてお祈りします。
自由参加ですが、普段は真っ先にグランドに飛び出し、1分でも長く遊びたい多くの子どもたちが、お昼休みに一斉にチャペルに集まります。一人で、二人三人で、先生と一緒に、上級生と一緒に、とそれぞれが特別な時間として静かにお祈りします。
祈りのカードは「みんなの祈り」の大きな紙に貼り、それぞれがお祈りしたことを分かち合います。
6年生のお話を聞いて、お祈りすることの大切さを知ってお祈りする子どもたち、さらに確信をもってお祈りする子どもたちのお祈りで満たされる1週間です。