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Pre-PrimaryⅠ要項(日程・お申し込み方法・費用など)について

2021年

 

保護者各位

東京三育小学校

 

Pre-Primary Iについて(お誘い)

幼稚園年中・年長児対象の2021年度Pre-Primary Iを以下の要領で開講いたします。

参加ご希望の方は申込書にご記入の上、郵送にてお申込みください。

ご質問、ご希望等も学校事務室(電話:03-3920-2450 住所:177-0053練馬区関町南2-8-4)までお問合わせください。

 

 

1.内 容

子ども:三育教育の中心である聖書のお話を聞いたり、知的玩具等で遊んだりする活動を通して英語に親しみます。

保護者:三育教育や子育てについて学びます。

 

2.対 象

年中児クラス 2016年4月2日~2017年4月1日生まれの者

年長児クラス 2015年4月2日~2016年4月1日生まれの者

※保護者付き添いなしで教室に入り、活動できる子どもを対象とします。

 

3.定 員

年中児クラス オンラインクラス 15名  通級クラス 15名

年長児クラス オンラインクラス 15名  通級クラス 15名

※先着順です。定員を超える申込みがあった場合はキャンセル待ちとなり空きが出た場合に順次お知らせいたします。

 

4.日 程

年中児クラス(計6回、全て月曜日)

6月14日、 7月19日、 10月4日、 12月6日、 1月24日、 2月21日

年長児クラス(計5回、全て月曜日)

5月10日、 6月7日、 7月5日、 8月30日、 10月18日

※悪天候や自然災害等でやむを得ずお休みする場合もあります。ご了承ください。

 

5.時 間

上記日程の15:00~16:00

※通級クラスの方は14:40に開門しますので、開始まで教室でEducational Toysで遊ぶことができます。

 

6.場 所

子ども: 東京三育小学校 音楽室  

保護者: 東京三育小学校 チャペル

 

7.費 用

  年中児クラス 3,000円/年

  年長児クラス 2,500円/年

 

 

8.申込みについて

申 込 方  法:Pre-Primary I 申込書を印刷・記入の上、本校事務所へご郵送ください。

参加費につきましては申込を受け付け次第折り返し振り込み先をご連絡いたします。

※ 電話やメール、ご来校等での申込みは不可です。

 

申 込 開始日2021年4月15日(木)

※ クラス開催日直前の申し込みの場合、教材準備のため参加可能日は翌月からとなります。

※ 定員になり次第、締め切らせていただきます。

 

 

※申込書は下のボタンからダウンロードしてしてください。

 

 

 

休校のお知らせ(3月15日)

3月15日(月)は、学校行事の都合により、休校となります。

お問い合わせやご連絡などは、3月16日(火)以降にお願いいたします。

「プロティアン:Protean」

校長 平田 理

 

 

 一昨年には想像にも出来なかった新型感染症の世界的蔓延がもたらした影響は、私たちの予測や既定の枠組み、制度等をいとも簡単に崩しました。そして、この世界規模の危機に直面することで、私たち人間とって本当に必要なこと、大切なものが浮き彫りにされ、否が応でも考えさせられ、判断を迫られました。目前の危機や与えられた課題に対し、持てる能力や技術を駆使して行動を起こすことで、昨日までの自分を超える、変える姿勢が必要になったからです。しかし、誰もがその課題に挑戦して、新しい能力や技術を体得したり、問題を解決できたりする訳では無いことも事実です。この激変する時代を生きていくには、これまでとは異なった、どんな力が必要なのでしょうか。

 

 「Protean:プロティアン(変幻自在)」という考え方があります。元来、キャリア教育で利用され、「変幻自在な」「多方面の」と訳される言葉です。同一組織内に長期間留まってステップアップするようなキャリア形成よりも、自己の成長や気付きといった心理的成功を目指す生き方です。(米心理学者Douglas T Hall(ダグラス・ホール)提唱)

 

 ホール博士はこの生き方で大切になるのは、2つの能力だと言います。先ず、アイデンティティ(Identity):自分の価値観、趣味、能力、一生を通して抱き続ける自己概念。そして、アダプタビリティー(Adaptability):変化への適応スキルと適応モチベーション。言い換えれば、自分自身を過信したり、依存したりせずに、他者との共存的な関係性に於いても、変幻自在に自力を発揮できるように自分を整え、磨いていく生き方です。確かに、多くの課題や問題には、およそ自分では抗えない状況もあるでしょう。しかし、その克服できない点ばかりに囚われ、否定的な思考に陥るのではなく、自分でできることから適応させていく力、変幻自在のプロティアン思考が必要だというのです。

 

 卒業式を間近に控え、卒業式の練習を連日行っています。チャペル入場では、一人ひとりが私と瞳を離さずゆっくりと行進します。その瞳の中に、子どもたちの成長を見ています。

 6年生は、新型感染症の影響で最終学年の1年間を「忍耐」をもって過ごしてくれました。運動会もクリスマス礼拝も全学年での遠足も中止でした。沖縄修学旅行も中止になり、期間を短縮し、首都圏内での研修旅行となりました。6年生が主導する学校活動の機会も少なくなりました。それでも子どもたちは、難しい状況の中で最善を尽くそうとしてくれました。限られた中であっても実施できたことに感謝だと話してくれました。

 これから先も未曽有の経験を余儀なくされることが起こることでしょう。しかし、いまこそ希望の光を見つめて歩んでほしいと思います。

 

「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」(コリントの信徒への手紙二 4章18節)

 

 ラインホールド・ニーバー(Reinhold Niebuhr)が作った有名な詩があります(一部抜粋)。

・・・When I bloom ㏌ the place where God has placed me,

   神様が植えられた場所で私が咲くとき、

   My life becomes a beautiful flower ㏌ the garden of life.

   私の人生は、いのちの園で咲く、美しい花になるのです。

   Bloom where God has planted you.

   神様が植えられた場所で咲きなさい。

 

 自分ばかりの為ではなく、周囲にいる誰かを幸せにするように、精一杯に美しく咲くことで存在を輝かせなさいと勧めています。学び舎を巣立つ6年生は、単なる偶然や成り行き、因果関係から6年間を過ごしたのではありません。神様の意図とご計画のうちにありました。そしてそれぞれの個性を輝かせ、美しい花を咲かせてくれました。

 子どもたちはこれからも、神様が植えられた場所で輝き続けると感謝をもって祈りながら、送り出したいと思います。

 

 「あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」(マタイによる福音書5章14~16節)

 

 

学校紹介「校長挨拶」はこちらをご覧ください。