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第71回と第72回卒業生の皆様、卒業記念品をありがとうございました

コロナ禍のため、第71回(2020年3月卒業)と第72回(2021年3月卒業)卒業生の皆様からの卒業記念品をご紹介できずにおりました。

次のとおりご報告いたします。

 

第71回卒業生の皆様の卒業記念品は、2021年1月に完成した正門東側の駐車場にある煉瓦造りの「銘板煉瓦壁」です。

 

第72回卒業生の皆様の卒業記念品は、同駐車場にある「新駐車場門扉」です。

 

ご来校の折には、ぜひご覧ください。

プリ・プライマリークラスⅠ 年長クラス(10/18実施)のお知らせ

10月18日(月)のプリ・プライマリークラスⅠ 年長・通級クラスは、本校で実施いたします。

 

保護者の皆様は、チャペルにおいて保護者クラスを行います。

 

オンラインクラスの保護者の皆様には、保護者クラスの内容を後日アーカイブスでご覧いただきます。詳細は改めてご連絡させていただきます。

 

10月18日にお目にかかれますことを、スタッフ一同楽しみにお待ちしています。

プリ・プライマリークラスⅠ 年長クラス(10/18実施)のお知らせ

10月18日(月)のプリ・プライマリークラスⅠ 年長・通級クラスは、本校で実施いたします。

 

保護者の皆様は、チャペルにおいて保護者クラスを行います。

 

オンラインクラスの保護者の皆様には、保護者クラスの内容を後日アーカイブスでご覧いただきます。詳細は改めてご連絡させていただきます。

 

10月18日にお目にかかれますことを、スタッフ一同楽しみにお待ちしています。

「まなびがい」

校長 平田 理

 

 

 以前、年度も修了間近、いつもの時間にうつむいて登校する児童が気になりました。「どうしましたか?」の質問に体調不良や宿題が終わらない等の答えを予測していたのですが、思いがけない返答がありました。「あぁ~年生が終わっちゃうんです!」どういうことでしょうか「???」「もう少しで楽しかった年生が終わっちゃうんですよ」。楽しかった学年の時間が無くなってしまうことへの残念な気持ちが大きく、浮かない顔をして登校しているのだそうです。

 学校で過ごす時間の大半は教室内での授業やお友達と過ごす休み時間です。この児童はその当たり前のような時間や空間に身を置くことの喜びや嬉しさが失われそうで、悲しんで嘆いていたわけです。

 児童が学校生活で求め、獲得できるものは、知識や情報だけではありません。学校という環境の中で得られる経験、成長、生活の質も含めた全体的な価値としての言わば「まなびがい」なのです。勉強や運動が良くできること、人とは違う何等かの秀でた才能で社会的な肯定感を得ることも大切ですが、自分の居場所があり、価値を共有できる仲間に囲まれていること自体が得難いことで、なんとしても残しておきたい感覚なのかも知れません。

 大人にとっても、単に日毎の糧を得るだけの就労であれば、いったん厳しい状況に晒されると辛い時間だけが増える「苦行」と化していきます。しかし、そこに「働きがい」「やりがい」があるとすれば、何としてもその場に身を置いて、達成感や充実感を得たいと願うのではないでしょうか。給与が高いとか、役職に就くとか、社会的な肯定感を得ること以上に、自らの存在自体を喜ぶ感覚が必要だからです。

 

 「エンゲージメント(engagement)」は、人材育成的な意味合いでは「歯車がかみ合う」という意味も含まれる言葉です。入学直後や学年当初は無造作に配置されたように感じた空間、時間、仲間たちかも知れませんが、歯車がかみ合い、相互に貢献し合う感覚が大切です。換言すれば、誰かと協働することや共感すること、新しい力や方向性を生み出していると感じること、失敗したときの謝り方、傷ついた人への励ましの言葉、赦された時の喜び・・・およそ教科書の学びからでは得難い体験ばかりです。これも「エンゲージメント」なのです。

 

 「まなびがい」は新しいことを吸収する喜びと同様に、自分が他から必要とされ、認められている効力感に支えられている「心の在処」です。

 

 『神の目に偉大な人間を造るのは小さな愛の行為、小さな親切の言葉、小さな自己否定の行為、小さな機会を賢明に生かすこと、小さな才能を勤勉に開発することにある。』(1898年4月21日 「Youth Instructor」Ellen G.White Writings  英文)

 

 

 

 

学校紹介「校長挨拶」はこちらをご覧ください