新着情報 News
新着情報
2020年度プリ・プライマリークラスについて
Pre-Primary Iのご案内
幼稚園年中・年長児対象の2020年度Pre-Primary Iを以下の要領で開講いたします。参加ご希望の方は申込書にご記入の上、参加費を添えて学校事務室までお申込み下さい。ご質問や見学のご希望等も学校事務室(03-3920-2450)までお問合わせください。
ただし、現在の新型コロナウイルス感染拡大予防のための措置を継続する場合は、お申し込みや、プリ・プライマリークラスの日程が変更になる場合があります。その際には、ホームページでお知らせいたします。あらかじめご了承ください。
1.内 容
子ども:三育教育の中心である聖書のお話を聞いたり、知的玩具等で遊んだりする活動を通して英語に親しみます。
保護者:三育教育や子育てについて学びます。
2.対 象
年中児クラス 2015年4月2日~2016年4月1日生まれの者
年長児クラス 2014年4月2日~2015年4月1日生まれの者
※原則、保護者付き添いなしで教室に入り、活動できる子どもを対象とします。
3.定 員
年中児クラス 25名
年長児クラス 25名
※先着順です。定員を超える申込みがあった場合はキャンセル待ちとなり、空きが出た場合に順次お知らせいたします。
4.日 程
年中児クラス(計6回、全て月曜日)
6月15日、 7月13日、 10月5日、 12月7日、 1月25日、 2月8日
年長児クラス(計5回、全て月曜日)
5月11日、 6月8日、 7月6日、 8月31日、 10月19日
※悪天候や自然災害等でやむを得ずお休みする場合もあります。ご了承ください。
5.時 間
上記日程の15:00~16:00
※14:40に開門しますので、開始まで教室で待つことができます。
6.場 所
子ども:東京三育小学校 音楽室
保護者:東京三育小学校 チャペル
7.費 用
年中児クラス 2,500円/年
年長児クラス 2,000円/年
8.申込みについて
申 込 方 法:Pre-Primary I 申込書を印刷・記入の上、費用を添えて本校事務所へ直接ご提出ください。定員になり次第申込を締め切ります。
※電話やメール等での申込みは不可です。ご家族以外の方による申し込みはご遠慮ください。
申 込 開始日:2020年4月16日(木)
※開催日直前の申し込みの場合、教材準備のため参加可能日は翌月からとなります。
申込可能時間:(月)~(木)9:00~16:00、(金)9:00~14:00
(土・日・祝及び学校休日は除く)
Pre-Primary I 申込書(PDF)は下のボタンからダウンロードしてください。
第71回卒業式
校長通信を更新しました
月1回程度のペースで、校長 平田 理 が「校長通信」を掲載しています。
今回のタイトルは、「 TEAM チーム ~心が一つであること~ 」です。
「 TEAM チーム ~心が一つであること~ 」
校長 平田 理
2020年3月15日(日)に挙行された、第71回卒業式は、児童はもちろんのこと、保護者の皆様、私たち教職員も経験したことのない、忘れることのできない式典となりました。在校生は参加せず、限定された方々だけであり、マスク着用、間隔を空けて着席、式典時間も短縮しました。かつてない卒業式でしたが、神様の大きな祝福で充たされた時間となりました。神様と保護者の皆様からお預かりした卒業生たちは、制限された中にあっても、実に爽やかであり、笑顔で学び舎を巣立っていきました。この姿に、教職員一同、卒業式を無事に終えられた感謝でいっぱいでありました。
この度の校長通信は、卒業生に贈った言葉を掲載させていただきます。
卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。皆様の新しい出発を心からお祝いし、新しい道のりが、これまでと同じように神様から祝福され、導かれますようにお祈り致します。
また、保護者、ご家族の皆様、お子様のご卒業を心よりお祝い申し上げます。これまでの長きにわたる本校へのご理解とご支援に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、君たちは、いまだかつて体験したことのないことを、たくさん体験した卒業年を過ごしました。国内においては、「平成」が終わり、「令和」という新しい時代の節目を迎えました。また、昨年には、アジアでは初めて、ラグビーワールドカップが開催され、日本チームの歴史的な大活躍を身近に応援することができました。更に、この夏には世界的なスポーツの祭典、夏のオリンピック・パラリンピック東京大会が、60年ぶりに再び開催される年に、卒業されるのです。更に更に、今の社会状況も特別中の特別で、この卒業式は、いまだかつてない形の卒業式です。たとえ、君たちが卒業の年を忘れたとしても、世界中の人たちに記憶されている年ですから、きっと忘れようにも、忘れられない卒業の年、2020年となることでしょう。
卒業にあたり皆様は、献身を顕わす聖句として、『一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。あなたがたはキリストの体であり、また一人一人はその部分です。』(コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章26,27節)を選ばれました。これまで多くの友を喜びと共に受け容れ、時に悲しみつつ友を見送った君たち。ひとり一人の存在の大切さを知っている君たちだからこそ、選んだ聖句なのでしょう。
卒業祈祷週の総題は「15=1」14人の仲間に担任の先生を加えた15人がひとつであることを掲げました。卒業生一人ひとりの成長はご家庭や学校の力だけでは、為し得なかったことも表しているのではないでしょうか。ご両親、ご家族、先生方と共に14名に愛情を注ぎ、心を寄せられた神様のお守りとお導きを加えた「15=1」でもあります。ですから、ラグビーチームと同じ、15人のかけがえのない仲間を与え、ひとつとなる時間を備えられたのは、神様だと私は確信しています。
『ワン・チーム One Team』昨年の流行語にもなった、ラグビーでは有名な言葉です。チームとは、多くの人がひとまとまりの集団になる姿を表す言葉です。似た言葉に「グループ」があります。共通の性質で分類した、人や物の一団。仲間、集団。同系列に属する組織。しかし、「チーム」は、ただ単に人が集合した状態を意味しません。一緒にいる仲間だからでもなく、一つの目標を掲げているからでもない。同じ思いを分かち合っている。一つの方向に向かっている、心を合わせているから「チーム」なのです。多くの働き手がいますし、役割があります。与えられている才能も能力も異なっています。しかし、一つの理想や思いを分かち合い、力を寄せ合わせているからこそ、互いに認め合い、補い合い、「ひとまとまり」になるのです。
旧約聖書 エゼキエル書第34章に、神様が羊飼いとして養っておられる羊の群れのたとえがあります。そこにはいろいろな羊がいます。太った羊もいれば、やせた羊もおり、強い羊も弱い羊もいます。その群れの中で何が起きるのか、が示されています。
強い羊が、神様が与えて下さった牧草地で自分たちだけ澄んだ水を飲んで、飲んだら足でかき回し、後から来る弱い羊には泥水を飲ませるようなことが起きるというのです。強い羊が弱い羊を押しのけ、角で突き飛ばし、外に追いやることも起きるというのです。しかし、仲間同士で上手くいかなくとも、誰かからはじき出されても、神様は、『わたしがわたしの群れを養い、憩わせる』と仰います。更に、『わたしは失われたものを尋ね求め、追われたものを連れ戻し、傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。・・・わたしは公平をもって彼らを養う』と約束されるのです。
「足が、『わたしは手ではないから、体の一部ではない』と言ったところで、体の一部でなくなるでしょうか。耳が『わたしは目ではないから、体の一部ではない』と言ったところで、体の一部でなくなるでしょうか。」(コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章15,16節)
聖書は「弱く見える部分、見劣りする部分が必要だ」と教えます。わたしたちは自分の弱さを喜んでいるでしょうか。そして誰かの弱さを受け容れているでしょうか。「自分が弱くて、情けなくて好きになれない」と思う時こそ、「あなたを愛している、尊く思っている」という、神様の愛を思い出しましょう。私たちは神様によって尊ばれ、弱さも強さも、頂いているのです。神様と歩む道は、強い人が謙遜を学び、弱い人が信頼を学ぶ道だからです。
皆様は神様の下に集まり、羊飼いなる神様に養われている羊の群れ、One Team ワン・チームです。これを忘れてはなりません。皆様は一人ではありません、14人の仲間がいる、ご家族がいる、先生たちもいる。そして何より、一つの体、神様につながっている大切な部分なのです。その神様が必ず共に歩まれ、養われる大切な一人なのです。
体のすべての部分が、体には必要であり、強い人も弱い人も、15人の個性が、15人のそれぞれの役割と責任が大切なのです。
神様はこれからも、卒業生の皆様の歩みを、必ず見守り、支えられます。
なぜなら、皆様は神様につながる15人のTeamだからです。
神様から愛されている「特別で大切な皆さん」。この出会いを神様に心から感謝致しつつ、卒業生を送り出す言葉、「15=1 You are One Team in God」を送り、式辞と致します。
2020年3月15日(日) 第71回「特別な」卒業式 卒業生への言葉
学校紹介「校長挨拶」はこちらをご覧ください。