学校見学について
新型コロナウイルス感染症拡大予防に努めながら、学校見学をお受けしています。
本校では説明会や見学会としてではなく、日頃の様子を見ていただきたく、ご希望の方には随時、見学は個別に応じております(学期中平日午前中10:30~12:00頃迄)。お子様も同行していただけます。
またお車でご来校の際は、校庭にお停めいただけます。
日程をご相談させていただきますので、ご遠慮なくお電話でお申し込みください。
東京三育小学校 TEL 03-3920-2450
新型コロナウイルス感染症拡大予防に努めながら、学校見学をお受けしています。
本校では説明会や見学会としてではなく、日頃の様子を見ていただきたく、ご希望の方には随時、見学は個別に応じております(学期中平日午前中10:30~12:00頃迄)。お子様も同行していただけます。
またお車でご来校の際は、校庭にお停めいただけます。
日程をご相談させていただきますので、ご遠慮なくお電話でお申し込みください。
東京三育小学校 TEL 03-3920-2450
月1回程度のペースで、校長 平田 理 が「校長通信」を掲載しています。
今回のタイトルは、「きくことは きくこと」です。
校長 平田 理
本校は毎週月曜日に全学年児童がチャペルに会し、児童礼拝を行っています。学校つき牧師であるチャプレンをはじめ、校長、教頭、各担任等が礼拝メッセージを担当します。教職員全員が同じ信仰を守っていますので、礼拝日である安息日の児童向け礼拝でも全教職員が礼拝メッセージを担当しています。
「実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。」(ローマの信徒への手紙 第10章17節)
いかなる環境下にあっても、自分のことだけでなく、周囲の必要に敏感であり、応え、寄り添うことのできる人物を社会に送り出すことが私たち教育の使命です。その実現のために本校は聖書がすべての教育の土台になっています。
「きく」を調べてみると大変多くの「きく」方法や態度、すなわち「ききかた」があることがわかります。次の5つの「ききかた」は、心して聴き、心の奥に効かせておく必要があると感じました。
「聞く」:「事実、事柄を聞く(Hear)」は周囲にある音をきく。言い換えれば、声であれ音であれ、受動的にきくことを指します。聞き流すこともできる「ききかた」です。
「聴く」:「心の動きを聴く(Listen)」は聞くことよりも更に能動的に聞き取ることです。言葉にならないコトバさえも聞き逃さず、聴くことを心がけることです。
「訊く」:「心の動きを引き出す(Ask)」は能動的に訊かせて頂く姿勢です。頷きや相槌を打つことで、同意や同調を示し、心の動きを引き出すような「ききかた」です。
「利く」:「より良くきくための感受性や共感性(Effect)」は、聴いている事柄を丁寧に受け取るための心構えが大切であることを教えてくれます。
「効く」:「きくことで信頼関係を築く(Result)」。聴いたことや受け取ったことを自分自身の中に取り入れることで、相手との信頼関係や理解が深まり、双方に効果がある、良い「ききかた」なのです。
大切な5つの「ききかた」の「聞く」、「聴く」は、相手に対する聴き手の姿勢を表し、「利く」、「効く」は聴き手が自らに問う姿勢、つまり聴いた後、自分自身が効きいれる姿勢を示すことです。「訊く」は方法論です。丁寧に尋ねることで相手の本心を引き出し、更に「きくこと」を深めていく姿勢を示しています。
私たちはさもすると、聞き流しても良い情報や会話に翻弄され、本当に聴かねばならない忠告や助言、言葉にならないコトバや相手の心の声を聴き取れていないかもしれません。
聖書は「だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。」(ヤコブの手紙 第1章19節)と、私たちの「きくこと」の指針を今日も教えています。
学校紹介「校長挨拶」はこちらをご覧ください。
◆学校見学について◆
本校では説明会や見学会としてではなく、日頃の様子を見ていただきたく、ご希望の方には随時、見学は個別(学期中平日午前中10:30~12:00。授業参観含む)に応じております。お子様も同行していただけます。またお車でご来校の際は校庭にお停めいただけます。日程をご相談させていただきますので、ご遠慮なくお電話でお申し込みください。
本日(5月19日)の運動会は、予定通り実施いたします。
終了しました。多数の方々にご来校いただき、ありがとうございました。
◆学校見学について◆
本校では説明会や見学会としてではなく、日頃の様子を見ていただきたく、ご希望の方には随時、見学は個別(学期中平日午前中10:30~12:00。授業参観含む)に応じております。お子様も同行していただけます。またお車でご来校の際は校庭にお停めいただけます。日程をご相談させていただきますので、ご遠慮なくお電話でお申し込みください。
校長 平田 理
長いゴールデン・ウィークが明け、爽やかな初夏の日差しのもと、5月19日(日)に行われます本校運動会に向けて、全校児童が元気に練習に励んでいます。互いに声を掛け合い励まし、補い合い、高め合う姿が見られます。教師の指導だけでなく、子供たちの中から学び合いや、互いを思い合う・認め合う心が育まれていくことをうれしく思っています。運動会を通して子どもたちの心身が一段と成長していくのを見ることができ、すべてをご支配されている神様に感謝する日々です。
私たちの心はバケツに似ています。誰もが心のバケツを持っています。しかし、そのバケツは、人を喜ばせるといっぱいになり、悲しませると空っぽになってしまうのです。空っぽのままでは心が乾いてしまいますから、誰もがお互いを思いやり、困っていれば助け合い、悲しんでいればそばに依り添い、お互いに親切にすれば、みんなが笑顔で幸せな気持ちになり、心のバケツをいっぱいにできるのです。見えない心のバケツを幸せでいっぱいにするには周りの人の協力が必要ですし、周りの人たちにとっても、空っぽのバケツを満たしてくれる「あなた」が必要なのです。「笑顔が素敵だね」「いつも助けてくれてありがとう」黙ってニコニコしているだけでも、「しあわせのバケツ」はいっぱいになるのです。もし、だれかを嬉しい気持ち、幸せな気持ちにさせることができれば、「あなた」はその人のバケツを幸せでいっぱいにしているのです。反対に、バカにしたり、イヤな顔をしたり、言葉は出さなくても無視したりすれば「しあわせのバケツ」を空にするのです。誰かのバケツを空にしても、自分のバケツは満ちないし、誰かを悲しませる人のバケツは、だいたい空っぽであり、渇いているのです。
私たちの見えない心のバケツ「しあわせのバケツ」は、誰かのしあわせを増やすことで、無くなるどころか満たされていくのです。バケツをいっぱいにするにはお金も時間も、知識も技術も必要ありません。大人でも子どもでも簡単にできます。それは「今日も誰かの『しあわせのバケツ』をいっぱいにしてあげたい」と願うことです。そして、それをたった今から実行することです。
聖書は「命を愛し、幸せな日々を過ごしたい人は、舌を制して、悪を言わず、唇を閉ざして、偽りを語らず、…善を行い、平和を願って、これを追い求めよ。」ペトロの手紙Ⅰ 第3章10~11節と助言しています。
一人ひとりがそれぞれの個性を伸ばしつつ、すくすくと大きな木に成長し、それぞれの実をつけて、誰かのために生きること、誰かのために力を発揮する人に成長してほしいと願っています。そして「東京三育小学校の家族」として、お互いを大切な存在として認め、愛し合い、受け容れ合う家族であり、学校でありたいと思っています。
参考:「しあわせのバケツ」(2011) Carol McCloud(キャロル・マックラウド)著
学校紹介「校長挨拶」はこちらをご覧ください。
◆学校見学について◆
本校では説明会や見学会としてではなく、日頃の様子を見ていただきたく、ご希望の方には随時、見学は個別(学期中平日午前中10:30~12:00。授業参観含む)に応じております。お子様も同行していただけます。またお車でご来校の際は校庭にお停めいただけます。日程をご相談させていただきますので、ご遠慮なくお電話でお申し込みください。