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「国際交流 フィリピンからレイディアント・ヴォイセス来校」

 毎年実施している国際交流プログラムです。

 今年はフィリピンから子どもコーラスグループ「レイディアント・ヴォイセス(Radiant Voices)」の皆さんが来校してくださいました。コーラスグループといっても、フィリピンでは神さまを賛美するため、神さまの働きのために歌でご奉仕し、また教会のお手伝いをしているグループです。

 レイディアント・ヴォイセスの皆さんと一緒にそのご家族、フィリピンのセブンスデー・アドベンチスト教会の牧師先生、フィリピン・アドベンチスト大学(Adventist University of the Philippines)の先生方も来校してくださり、総勢約40名の方々をお迎えしました。

 私たちと同じ信仰を持つ皆さんの賛美をお聴きし、祈り合い、交流の時間を持ちました。

 5曲の歌の中には歌詞カードなしで日本語で歌ってくださった曲もあり、神さまと人を愛する皆さんの信仰に感動しました。

 最後に全校児童と一緒に「神さまと共に歩むことが私たちの喜び」が歌詞の中心となっている「ハッピネスはしあわせのこと(“Happiness Is To Know the Savior”)」を英語で賛美しました。

 この後は各学年に分かれて、児童のために準備してくださったフィリピン文化体験プログラムとして、フィリピン式じゃんけんトーナメント、フィリピンの踊りやゲームなどで楽しみました。

 日本文化体験プログラムでは、折り紙でツルや兜などを一緒に折ったり、6月末に沖縄修学旅行に行く6年生教室では、三線紹介と曲の披露をしたり、「だるまさんが転んだ」や運動会で行った「8の字跳び」も一緒にしました。

 昼食は各学年で一緒にお弁当を食べ、昼休みにはみんなで「ポルカ」を踊りました。お掃除もグループに分かれて行い、たくさんの時間を共有し、たくさんの笑顔であふれました。

 国や文化が異なっても、コミュニケーションツールとして英語を用いて、気後れすることなくすぐに打ち解け、遠く離れた家族と再会した雰囲気がありました。

 最後には別れを惜しみ、涙をもっていつまでも手を振り続けてくださいました。

4年生 出前授業 「SDGs教室 食品ロスとごみ問題について考える」

 2学期の総合の時間の中で「食品ロスと環境問題」について学習します。これに先立ち、キューピーグループが実施している「SDGs教室」の「食品ロスとごみ問題」について考える出前授業が行われました。

 SDGsの17の目標から12の目標「つくる責任、つかう責任」について、キューピーグループの企業としての取り組みや、毎日家庭や社会が出す大量のごみについて説明を聞き、わたしたちができることを考えました。

 4年生は紙ごみをクラスでリサイクルに出す取り組みをしています。また児童会では子どもたちだけでなく、ご家庭でも保護者会総会でアピールして協力してもらい、ペットボトルの「エコキャップ運動」を実施しています。SDGsの12の目標「使う責任」として取り組み、ワクチン支援に充ててもらっています。また昨年度3年生の時に実施した社会科見学で「中央防波堤埋立処分場」に行き、ごみ問題について学んだことも生かされ、講師の先生方が子どもたちからの活発な意見に驚いていました。

 

ごみを減らすための取り組みとして、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を意識した意見が出されました。

「プラスチック製品はリサイクルする。」

「紙や段ボールは裏紙や工作等で再利用し、捨てる時には資源ごみにする。」

「物を大切に使う。」

「必要な物だけ買い物する。」

「いらなくなった物を譲り合う。」 

「3Rだけでなく5R(リフューズ・リデュース・リユース・リペア・リサイクル)にも取り組みたい。」

「使い捨てのものでなく、詰め替え可能な製品を買いたい。」

食品ロスを減らすための取り組みとして、

「ご飯は残さず食べる。」

「好き嫌いをしない。」

「食べられる分だけ取る。」

「買い物する時には前の棚にあるものから取る。」

「消費期限内に食べ切る。」

「賞味期限を意識して、安いからといって必要以上に買い物をしない。」

「後ろの棚にあるものを取って買い物していたけどそれはやめる」という反省の意見も出ました。

ごみの問題や食品ロスについて分かったことをグループに分かれて意見をまとめた際には、

「野菜くずは土に埋めて肥料にしてごみを出さないようにする。」

「リサイクルできる製品を買う。」

「買い物する時は、本当に必要な物かどうかよく考える。」

「最後まで使い切る。食べ切る。」

「ごみを減らすことを意識して生活する。」

といった意見が出されました。

 キューピーグループの食品製造過程で出る素材も、廃棄されるものがないよう、責任を持って企業努力をしていることを教えていただきました。

 だからこそ、一人ひとりの取り組みが小さなことと思えることでも、限りある資源が守られ、持続可能な社会につながっていくことを改めて学ばせていただきました。

4~6年生 出前授業 「ボールの正しい投げ方の指導」

 4~6年生を対象に、ヤクルト球団元選手・三輪正義氏によって「ボールの正しい投げ方」教室を実施していただきました。

 準備体操に始まり、ボールの持ち方、投げ方の姿勢、2人1組になってキャッチボール、遠投のコツをご指導くださいました。

 元プロ野球選手の直接指導に子どもたちは大喜びでありながらも、「はい!」「よろしくお願いいたします!」ときびきびとした声出しと、ご指導してくださる言葉をひと言ももらさないよう聞き、懸命に投球に生かしていました。

 三輪先生は、「人の話を聞く・話すときはその人の目を見て聞く・話すでしょう。大事だよね。ボールを投げる時も同じ。目的の方向に向かって目を向けて投げてごらん。失敗してもいいからチャレンジしてごらん。失敗から学ぶことが多いよ。チャレンジし続けることが大事だよ。あきらめないよ。」と繰り返し語ってくださいました。

 「ボールの正しい投げ方」をプロの先生から学べたことに感謝と共に、そのこと以上に心の姿勢を教えてくださった三輪先生でした。ありがとうございました。

 学校では現在、野球熱が一気に高まっています。

災害時の避難訓練と引き渡し訓練を実施しました

 震度5の強い地震が発生した際の避難訓練と併せて、公共交通機関やライフラインが寸断され、児童だけでの下校は困難だと想定し、保護者の方への引き渡し訓練も行いました。

 児童が自らの身を守る訓練はもちろんのこと、児童の安全確保のために、負傷者・行方不明者の確認や、施設・設備の安全点検等、日ごろの訓練を拡大して教職員がとるべき行動についても確認しました。

 避難訓練終了後、校長先生から避難時のきまりとして、先生の指示に従うと共に、*「おはしも」をしっかりと覚えておくこと、そして児童を一人ももらさず守ることを伝え、学校全体で共有しました。

 

 避難訓練終了後、保護者の方々には原則、徒歩や自転車で来校してもらい、児童を保護者へ引き渡す手順について確認しました。下校する際には、通学路に危険な場所がないか、避難場所がどこか、別々の場所にいる家族がどの場所を目指して避難するのか等、確認しながら帰宅してもらいました。

 予測できない災害だからこそ、ご家庭と学校が常に良い協力関係にあることと、児童の安全確保のためにこれからも必要な備えをしていきます。

 

*「おはしも」は、「」押さない  」走らない  」しゃべらない  」戻らない の頭文字です。

4年生 東京都水道局 出前授業「水道キャラバン」

 学校や家庭、あらゆる場所で、蛇口をひねれば当たり前のようにきれいでおいしいお水を得ることができる私たちの生活。

 しかし、その背後では水道局や、関連の人々の大きな働きがあります。

 水道水が蛇口まで届く流れを知ることによって、限りある水資源の大切さと、私たちができることを学びました。

 世界では、水道水から水が飲める国は12ヶ国にとどまり、日本はその中にあること。世界の海水のうち、生活用水として使用できるのは海水の0.01%のみで、これは500mlのペットボトルのほんの1滴に過ぎないことを知り、子どもたちは驚きを隠せませんでした。

 日本は雨に恵まれ、貯水と浄水技術が整い、飲み水に苦労することが少ないことに感謝しました。

 だからこそ、限りある水資源を好きなだけ、自由に使用するのではなく、一人ひとりが節水に努め、環境に配慮する大切さを学んだのでした。