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6年生 最後の図工の授業で紡ぎ出された言葉

 間もなく卒業式を迎える6年生。図工の授業ではクラス全員による大きな作品を仕上げました。

 

 まず、図工科の先生より、「東京三育小学校と言えば何をイメージするか」と問われ、クラス全体で考え、次の言葉が出されました。

 「ふわふわ」「えがお」「聖書」「讃美歌」「桜」「どんぐりの木」「校舎」「ぶどう」「十字架」「友だち」

 次に、イメージしたそれぞれの言葉を図工室いっぱいに広げた大きな紙に絵で表しました。

 さらに、イメージした絵の一つひとつにどんな色を付けたらよいかを考え、色付けをしました。

 出来上がった絵をみんなで鑑賞し、意見を述べ合い、先生が「自分たちにとっての東京三育小学校とは」と課題を出し、グループに分かれて考えました。グループごとに決まったことを発表し、さらに全員で活発な話し合いがもたれ、先生の課題の答えとして一つの言葉が紡ぎ出されました。

 

 「個性」:個性と書いて「ストーリー」と読みます。

 6年生みんなで思考し、描き上げた大きな作品は、まさに、6年間の様々な体験をとおして身に着け、心に刻んできた学校への思いです。

 

 これから先、この日の授業を振り返るごとに、みんなで作り上げた作品への思いが彼らを助け、励まし、強めてくれるでしょう。作品そのものが6年生を表す「個性(ストーリー)」ともなりました。