6年生による卒業祈祷週
6年生全員による証しの卒業祈祷週が終わりました。
この卒業祈祷週のために6年生みんなで選んだ中心聖句は
「主は人の一歩一歩を定め
御旨にかなう道を備えてくださる。」(詩編 37編23節)
でした。この聖句を表す証しが一人ひとりから語られました。聖書を教育の土台とする6年間の学校生活の中で、神さまからいただいた恵みと感謝であふれました。
ほんの一部を抜粋してお伝えします。
☆神様はわたしにたくさんの仲間と素敵な先生方、そして三育小学校を与えてくださいました。この学校に入学できたのも、たくさんの友達や先生方と出会えたのも、これは奇跡や偶然ではないと思います。今まで起きた良いことも、悪いと思っていたことも、決して奇跡や偶然ではなく、神様のご計画の上でのものなのです。
「その道を知っているのは神。
神こそ、その場所を知っておられる。
神は地の果てまで見渡し
天の下、すべてのものを見ておられる。」(ヨブ記28章23節、24節)
☆辛かった時、悲しかった時、この聖書の言葉に励まされました。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」(テサロニケの信徒への手紙一 5章16~18節)
この聖句を心がけることが、とても重要なことだと思っています。なぜなら、神様がわたしたちに望まれていることだからです。そして、自分の力だけできるようになろうとするのではなく、神様が支えてくださることで実行できるようになるのです。神様はどんな時でも必ず支え助けてくれます。そして必ず良い方向へと導いてくださいます。
☆沖縄平和学習をとおして、なお一層平和の大切さを感じ、平和を創り出すことは校訓の「だから、何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。」(マタイによる福音書7章12節)を実現することでした。周りの人たちにもその平和を広げていきたいです。
☆お祈りする時、神様のご計画の中で最善の時に最善の方法でかなえてくださいます。だから、祈り求め続けることが大切なのだと思います。神様への祈りは、人間が生きていくための「原動力」です。これからも祈ることを忘れないでいたいです。
「何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。わたしたちは、願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、神に願ったことは既にかなえられていることも分かります。」(ヨハネの手紙一 5章14、15節)
☆神様は私たち人間を罪の死から解放されるために、独り子のイエス様を、この世にお遣わしになる約束をしてくださいました。そして、イエス様は私たちと同じ人間としてこの世に生まれ、十字架にかかられて約束を果たされ、私たちに希望を与えてくださいました。
このことから、約束を守られ、希望を与えてくださった神様は、私達のことをいつまでも守ってくださること、いつまでも愛してくださることを、改めて感じることが出来ました。私が皆さんに一番伝えたいことは、神様を信じてつながっていることが大切であるということです。
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」(ヨハネによる福音書15章5節)
☆神様は、一人ひとりを特別な存在として私たちをお造りになられました。ここで一つ、聖句を紹介します。
「わたしの目にあなたは価高く、貴く
わたしはあなたを愛し
あなたの身代わりとして人を与え
国々をあなたの魂の代わりとする。」(イザヤ書43章4節)
ここからも分かるように神様は私たちを愛し、特別な存在だと思ってくださっています。