5年生 理科 メダカのたんじょう
5年生の理科の単元にある「メダカのたんじょう」を学習することも兼ねて、5年生教室では水槽でメダカを飼育しています。
毎日水槽をのぞいては、元気に泳ぐ雄と雌のメダカを観察してきました。
そのメダカが卵を産みました。
そこで、早速理科の単元の学びとして、顕微鏡を使って卵の観察をしました。
顕微鏡で見なければ卵の中は観察することはできないほど小さな卵です。
卵の中では、すでに幼魚となり、活発に動き回っているものもありました。
さらに、尾びれが卵から出て、尾びれを勢いよくくねらせ、今にも卵からポンと飛び出しそうなものもありました。
5年生たちはいのちの誕生に心を躍らせ、熱心に顕微鏡をのぞき込みました。
互いに見えたことを報告し合い、自分では気づかなかった点を教えてもらい、また顕微鏡をのぞき、確認しました。
また、一人がもった「卵の中ではどこから栄養をもらってどうやって成長するのだろう?」の疑問をみんなで共有し、意見を出し合いました。
グループ学習や実験などの学びでは、少人数だからこそ、一人の小さなつぶやきや、一人ひとりの視点が共有され、一緒に学びを深めていくことができるのです。
顕微鏡で観察した卵は水槽に戻し、本日、今にも飛び出しそうだった卵からメダカがたんじょうし、水槽の中で元気に泳ぎ出しています。