1年生 生活 アサガオの成長
5月の連休明けに、1年生は「生活」の時間に、アサガオの種を蒔きました。
小さな芽が出た時には、「いつお花が咲くかな」「お花は何個咲くだろう」と少し気が早い予想を立て、ワクワクしながらみんな大喜びで観察日記に筆を走らせました。
品種改良がされて、毎年アサガオの葉が大きくなるように感じます。5つの種から成長しているアサガオは、鉢いっぱいに葉を茂らせ、広げ、ツルも伸びてきたので、支柱を立てました。
葉の数を数えたところ、「70枚あったよ」「80枚!」「90枚もあったぁ」と声をあげ、報告してくれました。
ツルを支柱に丁寧に巻き付け、「もっと大きくなあれ」とそれぞれがアサガオをじっくり観察しました。
登校したあとまず中庭に行き、自分のアサガオを確認して、たっぷりとお水をあげます。
下校時にも正門を出る前に中庭に寄り、アサガオを眺め、そしてアサガオに小さくつぶやきながら帰る1年生。
観察を通しての1年生の心の成長も楽しみです。
アサガオの成長は、1年生だけでなく、実は他の学年の子どもたちも興味深く観察しています。「○○ちゃんのアサガオ、大きくなったね」「○○君のアサガオ見せてね」と上の学年の子どもたちが1年生に声をかけています。うれしそうに、お兄さん、お姉さんたちとアサガオを囲んで話している姿を目にします。授業の枠を超えた関係性の中で生まれる会話が、1年生の心と学びの成長を助けるのです。