よりみちライブラリ― ブックトーク
子どもたちがより本に親しみ、楽しい読書イベントを通して、本への興味をより強くすること、そしてイベントの読み聞かせから一人で本を読みたいというきっかけを作ることを目的として二人の教員が始めた「よりみちライブラリ―」。第一回目です。
「よりみちライブラリ―」の「よりみち」は、寄り道するように気軽に本に親しんでもらう、また、「よりみち」することで偶然何かに出会う楽しさがあるように、色々な本との出会いの中で思いもよらないことを知ったり感じたりする面白い読書体験をしてほしいという願いを込めて命名されました。
6月初旬からポスターが掲示され、何が起こるのか、みんなワクワクしてブックトークの時を待ちました。
ブックトーク当日は、60名以上の子どもたちが集まり、教員が読む「おいしいもの大すき」をテーマの食べ物に関する読み聞かせをしました。
座って聴くスペースではとても足りず、立ち見、さらには椅子の上に立って聴く、教員に抱き上げてもらって聴いた1年生もいるほどの大盛況でした。
読み聞かせが終わった後は、教員が作った「しおり」が一人ひとりにプレゼントされました。そのしおりには各々異なる本が3冊書かれており、全部読んだらシールをもらえるというお楽しみ付きです。
早速今週は、近隣の図書館から貸し出していただいた『しゅわしゅわ村の おいしいものなーに?』『干し柿』『世界を変えた15のたべもの』『りんごのおじさん』『平和の種をまく』など32冊を中心に、またその他にも本を用意し、図書室とは違うスペースで思い思いに読書を楽しみました。
来週は「よりみちライブラリ―」工作として、「作ろう!マイレシピ本」です。
好きなお料理、好きなお菓子の絵やレシピを児童から募集し、描いたものを集めて1冊の本にするものです。すでに数枚の絵が募集ポストに入れられています。
授業の中だけでなく、こういった取り組みをとおしても、子どもたち自身が楽しみながら、自然と感性が磨かれ、そして国語力が高められることを期待しています。