5年生 家庭科 大根を育てる(袋栽培)
5年生はエディブルスクールヤードの取り組みとして、家庭科の授業で大根を育てることにし、種まきをしました。
大根の種まきは、4月~5月上旬に蒔く春まきと、8月中旬から9月中旬ごろに蒔く秋まきがあります。
収穫まで2か月と早く、トウも立ちにくく、すも入りにくく、育てやすい秋まきにチャレンジすることにし、今がちょうど蒔き時でした。
さらに袋栽培を活用することにしました。袋栽培は、野菜を育てるための培養土が入っている袋をそのまま使用し、袋の中に種を蒔き、その中で育て、収穫までできるものです。
袋を開封し、肥料をまき、混ぜ、種を蒔きました。だれがどこに植えたかわかるように名前を書いた旗を土に挿しました。
6年生が1学期にじゃがいもを収穫したあとの畑を使って、畑に穴を掘り、そこに袋を入れ、安定させました。
練馬区の特産品である練馬大根を育てたいところでしたが、練馬大根は根の長さが長くなり、袋栽培には適さないので、短い「青首宮重総太大根」という品種にしました。
写真にあるような小さな小さな種から葉を茂らせた大根ができるのです。
収穫は12月上旬を見込んでいます。
家庭科の調理実習として、大根のお味噌汁とご飯を炊く予定です。
今後は理科として大根の成長の観察と家庭科としての調理実習と合わせて、地域の「練馬大根」のことや、「救荒作物」であった大根について社会科的な学びも深めていく予定です。