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5年生 社会科+総合

 5年生たちは、社会科単元「工業生産」に合わせて、「ものづくり」について考え、プラモデルをつくりました。

 まず、生産工場の配信動画をみました。プラモデル制作会社の企画・設計・金型・生産までの工程や最新技術の紹介、また各工程における社員の皆さんの工夫や努力の説明を聞きました。また、単にみんなが喜ぶ製品を作って販売するだけでなく、企業が世の中に送り出す製品に責任を持ち、海洋資源に悪影響を及ぼしかねないプラスチック廃材のリサイクルを実行し、持続可能な「ものづくり」に取り組んでいることについても学びました。

 その後、「ものづくり」としてプラモデルをつくりました。

 完成まで「35」ものパーツがあり、指先を使って、細かい組み立てとなりましたが、組み立てシートを見ながら、集中してつくり上げました。

 5年生の感想を一部紹介します。

「プラモデルをつくるのに、こんなにたくさんの人が関わっているなんて知らなかった」

「『本物のロボットをつくる意識でつくっている』と言っていて、すごいなと思った」

「プラモデルを初めてつくったけど、楽しかった!」

「今日出たランナーもお店に絶対持って行きます!」

 今回つくったプラモデルは、パーツを切り取った後のランナー(枠)を回収して、細かく砕いて溶かし、再成形して生産されたエコなプラモデルです。また、この企業ではエコなプラモデルにできなかったランナーを燃やして、会社の電力を生み出すエネルギーにすることも行っており、生産したものを最後まで使い切る取り組みを行っています。

 私たちが何気なく使っている物が、企業努力によって環境に配慮し、地球に優しい製品であることを学びました。神様が創造してくださったこの地球をきれいな状態に取り戻していく、大切にするために私たちができることをこれからも学び、実行していきたいと思います。