防災訓練を実施しました
避難が必要な大きな地震が発生した際に備えて、石神井消防署のご協力を得て、防災訓練を実施しました。
毎年実施していますが、特に今年は8月8日に発生した日向灘を震源とする地震によって、「南海トラフ地震臨時情報」が初めて発令されました。改めて大地震にどのように備えるのかを国や自治体はもとより、一人ひとりが考えさせられる時となりました。
事前学習や訓練によって体験したことが、学校だけでなく学校外で地震が発生した時に、何をしたらよいか・どう動いていいかわからないではなく、必要な行動や必要な声かけができる子どもであってほしいですし、そのための訓練でした。
たとえ小さな者であってもできることがあり、みんなのいのちを守り、助け、救うこともできることを今回の訓練を通して改めて確認することができました。
訓練の内容は、起震車による大きな地震の体験、煙体験、初期消火体験、AEDを含む応急救護訓練でした。
地震発生からグランドに避難するまでの行動は、「騒がず、慌てず、落ち着いて、速やかにできました」と消防署の方から評価していただき、「大きな災害が起きた時の良い備えになるよう訓練しましょう」とお話しくださいました。
子どもたちの感想です。
起震車体験
「大きな揺れで怖かった」「足が震えた」「立っていることはできないことがわかった」
煙体験
「煙が激しくて前が見えなかった」「けむたくて息苦しかった」
初期消火体験
「消火器の水の勢いがすごい!」「消火器が重たかった」「消火器の使い方を知ることができて良かった」
応急救護訓練
「胸部を押し続けるのは力がいるし大変だった」「AEDが学校のどこにあるかもう一度確認しよう」「AEDの使い方を教えてもらってよかった」「AEDを使う時は音声で教えてくれるから安心した」
聖書には次のとおり記されています。
「善を行い、良い行いに富み、物惜しみをせず、喜んで分け与えるように。真の命を得るために、未来に備えて自分のために堅固な基礎を築くようにと。」(テモテへの手紙一 6章18、19節 新共同訳)