4年生 社会科 みんなの下水道 でまえ授業
東京都下水道局によるでまえ授業・4年生対象「みんなの下水道」の授業が行われました。
水の循環、下水処理、下水道のために私たちができることを、お二人の講師の先生から分かりやすく学ばせていただきました。
汚水に含まれる汚泥の処理方法、トイレットペーパー以外は水に溶けないので流してはいけないこと、調理等で使う油もそのまま流すと水に溶けず固まり、「オイルボール」となり海や川を汚す原因となること、下水道が大雨による災害からわたしたちのくらしを守ってくれていること、その役割を雨水ますが担っていること、そしてジオラマを使って雨水ますの構造を学びました。
昭和の時代には下水処理施設が十分でなく、ごみが多く流され、水が濁り、泡立ち、においが発生する川や海でした。現在は環境第一に、微生物の活用や汚泥処理の向上により、きれいな川と海を取り戻していることを学びました。また下水処理された水の再利用も進み、トイレの洗浄水や公園の池の水、電車を洗ったり、機械の冷却水にしたりなど、多くの場所に活用されていることも教えてもらいました。
さらに下水道局の方々が下水道処理施設を24時間365日稼働させ、下水道管のお掃除や点検をしてくださっていることも知りました。
みんなで標語を作り、東京都下水道局 「小学生下水道研究レポートコンクール」に提出しましたのでいくつかご紹介します。
「いつまでも くらしを守る 下水道」
「生き物を 守りつづける 下水道」
「きたない水 微生物にまかせれば だいじょうぶ」
「微生物 小さいけれど がんばり屋」
「下水道 みんなを守る 職員さん」
「下水道局いんさん がんばってそうじ中 下水管」
学びの最後に「下水道マイスター認定証」を全員にいただきました。
今回学びは、9月中旬に実施した社会科見学の中の「中央防波堤埋立処分場」での学びにもつながるものでした。
社会全体が限りある資源をきれいに、大切に扱い・使い、使いっぱなしで終わりはなく、再利用・継続利用していく取り組みをしていることを学びました。またこの根底はわたしたち一人ひとりの意識と行動にかかっていることも学びました。
神様が創造された地球を美しく保っていく努力を、三育の子どもたちが人任せではなく、自ら継続していってほしいと思います。
創世記1章26~31節
「神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。」神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」神は言われた。「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」そのようになった。神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。」