よりみちライブラリー ブックトーク 2回目
今年度2回目の「よりみちライブラリー」(1回目は7月に実施・7月のホームページ掲載はこちらからご覧ください)
子どもたちがより本に親しみ、楽しい読書イベントを通して、本への興味をより強くすること、そしてイベントの読み聞かせから一人で本を読みたいというきっかけを作ることを目的としています。
今回のテーマは
「おいしいもの沢山!収穫!」
おいしい物が沢山とれる秋。収穫には色々な秘密があるよ!本の世界でさがしてみよう!
です。
1か月前から掲示されたポスターを見て、今回もたくさんの子どもたちがこの日を楽しみに集まりました。
目をキラキラさせながら、一番前に我こそは!と陣取った子どもたち。あとから来た低学年の子どもたちに前の席を譲る上級生たちの姿が見られ、温かい気もちにもなりました。
まず秋の収穫物であるどんぐりを子どもたちに見てもらいました。学校そばの善福寺公園にはこれからたくさんのどんぐりの実が落ちます。どんぐりの実は取ってそのままにしておくと虫が出てくるので、「冷凍しておいたどんぐりの実です」と説明がありました。
ブックトークとして『あきとふゆ はたけのごちそうなーんだ?』『きんいろのとき』『たくあん』『干したから・・・』『やたいのおやつ』『えんにち』といった本が紹介されたあと、読み聞かせをしてもらいました。本は『せかいいち うつくしい ぼくの村』(小林 豊 作・絵)と金子みすずの詩『大漁』でした。金子みすずの詩は、3年生の国語の教科書で『わたしと小鳥と鈴と』を学ぶので、子どもたちが知っている作者として読み聞かせしてもらいました。
ブックトークでは初めて知る本が多く紹介され、「すぐに読んでみたい!」という気持ちにさせてくれます。
読み聞かせの時間は子どもも大人も心がほっこり、幸せな気持ちになります。
今回も参加者プレゼントとしてしおりが配られました。しおりの裏にはテーマにそった・一人ひとり異なる3冊の本が紹介され、全部読むとシールがもらえるお楽しみ付きでした。
早速本を探して読む子どもたちがいました。
10月18日(金)には工作が企画されています。工作の素材をあらかじめ作ってもらい「カラフル植木鉢を作ろう」という企画です。思い思いに作ったものをみんなで分け合って完成させるこの企画。どんな工作になるのか今から楽しみに待つ子どもたちです。