校長通信を更新しました
月1回程度のペースで、校長 平田 理 が「校長通信」を掲載しています。
今回のタイトルは「本当のハピネス」です。
月1回程度のペースで、校長 平田 理 が「校長通信」を掲載しています。
今回のタイトルは「本当のハピネス」です。
短い学期ですが、6年生は進路が決まったり、卒業祈祷週や卒業式に向けて準備をしたり、何よりも6年間共に過ごした仲間たちと残りのかけがえのない時間を過ごします。
1~5年生は、学年のまとめはもとより、進級する学年の0学期として位置づけ、心も体も学習も次の学年に備え、整えていきます。
2学期は様々な体験、経験を積み、学びを深めてきましたが、総括の3学期です。これから2月の学習発表会に向けて学年ごとに準備し、練習が始まります。
以下、始業式での校長・平田 理の式辞です。↓↓
「皆さんにとっては短い学期ですが、3学期はまとめの学期です。1~5年生は進級の準備、6年生は中学に進むための時間です。3月に入ると直ぐに卒業式ですから、1月と2月が皆さんの準備時間です。
お正月の期間に、海に行きました。生憎の曇り空で、小雨も振り出していましたから、ちょっと残念な気持ちでした。でも、折角、海のそばまで来ているのだから、海を眺めて来ようと思い直して、海に行きました。海の東の方は真っ黒い分厚い雲があってゆっくりこちらに向かってきて、雨が強くなってくるような天気です。でも、西の方は薄日が漏れて、雲の切れ間ができていて、もしかすると晴れ間の中から夕陽が差し込むかも知れないような明るさでした。せっかく来たのですが、海岸を明るい西側のほうに少し歩き始めると、ほんの少しですが、明るさが増したような気がしました。夕日が差し込みそうな角度です。ふと振りかえると虹がかかりはじめました。海の上に少し色が見え始め、だんだんとはっきりと色がわかるようになりました。どんどんと虹は大きく輪を広げ始め、ついに夕日の中にレインボーブリッジが完成しました。虹の橋の色は、最初は薄かったのですが、色がハッキリして橋ができたのです。夕日と雨のおかげです。久しぶりに広い空にかかる虹の橋を眺めることができて嬉しかったです。
3学期に皆さんと一緒に考えたい聖句は、旧約聖書の中にあります。
「主に向かって歌い、ほめ歌をうたい
驚くべき御業をことごとく歌え。
聖なる御名を誇りとせよ。
主を求める人よ、心に喜びを抱き
主を、主の御力を尋ね求め
常に御顔を求めよ。」
(歴代誌上16章9~11節)
私たちに対して神さまがしてくださったこと、くださるだろう驚くべきことを感謝し、賛美をささげなさい、歌を歌いなさい。神様のお名前を心の中の真中に据えてごらんなさい。神様を大切にする人は、心の中に喜びを蓄えて、神様の顔を尋ね、助けを求めると良いと勧められているのです。残念な気持ちや悲しい気持ちの時でも神さまのなさることに感謝して、自分のできることを精一杯してみることです。顔を上げて天の神様を、明るい光の方向を眺めなさいと聖書はすすめています。
3学期は短い時間ですが、三育小学校に集まっているひとり一人が、周りの人を思いやり、感謝と喜びを広げられるようにと願っています。6年生の中には中学入試を控えている人もいます、健康が支えられ力が発揮できますようにお祈りしています。皆さんと一緒に充実した時間を健康に過ごし、年度末の卒業式や修了式まで、良い学びと生活ができるようにお祈りしています。」
新着情報「三育だより」に、「三育だより」2024年度第2号を更新しました。
ご覧ください。
エディブルスクールヤードの取り組みとして9月に袋栽培で始まった青首大根。
虫がつかないようにカバーをかけたり、そして外したり、間引きしたり、5年生は大根の成長を見守ってきました。10月になってもまだまだ暑い日が続いたので、成長が心配されました。水をやる時間帯にも気を遣いました。
11月に入ると、だいぶその時期らしい気温に落ち着いてきて、安心して大根の成長観察ができました。
12月、冬らしく、霜も降りるようになった頃、収穫の時を迎えました。一人ひとりゆっくりと引き抜きました。引き抜くのに力が必要かと思われましたが、意外とするっと抜けました。小さめのかわいらしい大根あり、太く重たく大きな大根もあり、「お~立派!」「かわいい大根」など引き抜くたびに歓声があがりました。
虫よけカバーをした効果があり、大きくきれいでやわらかな葉がつき、早速収穫したばかりの葉をゆでで、醬油と砂糖で炒めて食べました。「大根の葉っぱ、おいしい!」
「先生、おかわりしたい」子どもたち皆の感想です。
2学期の家庭科授業では、大根の観察とあわせて、種類についても学んできました。
地域の野菜として練馬大根は全国的にも有名ですが、市場に出回らないほど幻の野菜となっています。地中奥深く根を張るため収穫するには大きな力を必要するので、生産者が減少した経緯があるのです。しかし現在は伝統野菜として普及活動が進んでいることを知りました。
山一つ越えると気候風土により大根の種類が変わると言われるほど、100種類以上の大根があることも学びました。また意外なことに大根は在来種ではなかったこと。しかし世界の中で日本が一番大根を食べていることも知りました。
日本で栽培されている大根で一番大きいのは、桜島大根。世界一重たい大根としてギネスブックに登録されるほどです。また、守口大根は長さ1メートル以上にもなる世界一長い大根で、主に漬物として利用されていること、その他、赤い大根、辛み大根、これからお正月に向けて出回る三浦大根など、様々な形、色、大きさがあることにみんな驚きました。そして大根は日本の代表的な野菜の一つであり、英語で「DAIKON(ダイコン)」として通用するほどだと知りました。
3学期には収穫した大根を調理します。