2026.03.03
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卒業祈祷週ではテーマ聖句と共に、賛美歌であるテーマソングも用意されています。

子どもたちは賛美することが大好きです。祈祷週の時だけでなく、学校生活の一日の中で賛美歌を歌う時間がたくさんあります。朝の時間や、全学年で毎日ある聖書の時間や、毎日の英語の授業の中でも英語で賛美歌を必ず歌います。賛美をとおして神さまを礼拝します。6年間で心に刻んだたくさんの賛美歌は、卒業後にも元気の素となったり、励ましや慰めになったりすると話してくれる卒業生が多くいます。同窓会で集まると、どんなに時が経っても、「この曲歌おうよ」と誰かが声をかけると、声を合わせてすぐに賛美できるほどです。
わたしたちの学校ではいつも子どもたちの賛美の歌声が響き、その歌声に子どもたち自身も、教職員も、来校される方も幸せな思いで満たされています。
卒業祈祷週2日目のお話をご紹介します。
「祈りと優しさと歌」
皆さんは自分の苦手なことに挑戦したことはありますか。夏休み明け漢字力テストの一発合格を目指したり、縄跳び大会で五分以上は飛び続けることを目標にしたり等、勉強や運動だけでなくても、得意ではないことに何かしら挑戦したことがあるのではないでしょうか。
私は最近、自分にとってとても大きなチャレンジをしました。それは、私が何よりも苦手にしていることであり、目標を達成するためには毎日毎日取り組み続けなければいけなく、辛く苦しい日々が続きました。何度もくじけそうになり、涙があふれそうになったり、緊張でお腹が痛くなったりすることもありました。
そのような時、大きな愛で優しく手を差し伸べてくださる先生がいました。その先生は苦手なことにチャレンジしている私のために、何度もお祈りをしてくださいました。緊張感でいっぱいだった私の心は、「祈り」による安心感で心が満たされて幸せな気持ちになり、支えられているのだと実感しました。
心に落ち着きが出てくると、少しずつ毎日の取り組みにも成果が表れてきて、自信を持てるようにもなりました。最終的には、家族のサポートや先生の祈り、多くの人の支えの中で、積み重ねてきた力を発揮することが出来、チャレンジを達成することが出来ました。
苦手なことを乗り越えることが出来た私は、今まで感じたことがない喜びが体中にこみ上げてきました。それと同時に、私を支えてくださった人達への感謝の思いもあふれてきました。
日常生活を送る中で、複雑な人間関係や機械的な社会に、生きづらさを感じる人も少なくないと思います。私は11年しか生きていませんが、人間関係の難しさによって辛く悲しい気持ちになったことが何度もあります。ですが、今回の体験を通して、私のことを優しさと祈りによって支えてくださる人達がいて、その人達の存在によって心が救われることが分かりました。人はいつでも誰かの優しさによって救われるのです。
私には、もう一つ自分の心の支えとなるものがあります。それは「歌」です。歌を歌うことも聞くことも大好きです。
ある人が歌った「ウェルカム・トゥ・クリスマス」という歌を聞いたとき、その歌声に感動して心がとても温かくなったことを覚えています。「ウェルカム・トゥ・クリスマス」は、ディズニーのクリスマスソングの名曲で、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。キラキラと輝くような美しいサウンドが、優しく幸せなクリスマスへと私たちを迎えてくれます。
この歌を聞いた日から歌が大好きになり、私も歌で多くの人の心に優しさや喜びを、響かせたいと思うようになりました。また、私自身もこのような素敵な歌を歌っていると、嫌なことなどを忘れて心を落ち着かせることが出来るのです。歌には人の心を救うことが出来る大きな力があると思います。
私が「祈り」と「優しさ」と「歌」によって支えたように、私も「祈り」と「優しさ」と「歌」によって、たくさんの人の力になりたいです。
ここで聖句をお読みします。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」 テサロニケの信徒への手紙一 5章16~18節
辛い状況の中においても、視点を変えて日常にある喜びやこれから起こる素敵なことを信じ、神様に絶えず祈り求め、周りの人への優しさと感謝を忘れず、喜びの歌を歌って前向きに生きていこうと思います。