子どもたちの心を育てる
取り組み

  • HOME
  • 子どもたちの心を育てる取り組み

心を育てる、
三育のキリスト教教育
―私たちが大切にしていること―

東京三育小学校では、聖書の教えを土台とした学びを通して、
6年間の学校生活の中で、他者との関わり方や自分自身への理解を深めていきます。
ここでは、私たちが大切にしている日々の取り組みをご紹介します。

いのちの学び

―わたしの目にあなたは価高く、貴く
わたしはあなたを愛している。―
(イザヤ書43章4節)

子どもたち一人ひとりが神さまから愛されている、かけがえのない、大切な存在である、と知ることから始まります。神さまの愛によって育まれた自尊の感情は他者を受け入れるための土台となります。系列大学や系列病院の協力で、人体の仕組みや生命誕生の仕組みを丁寧に教えていただき、いのちの尊さを体験的に学びます。また、系列病院へクリスマスカード等の手作りのプレゼントを贈ることや、これまで行ってきた老人福祉施設への訪問等を通じた交流は、人への思いやりや他者への尊敬を学ぶと共に、社会や他者のために働くことをいとわない者として育むのです。加えて、成長段階に合わせたジェンダー教育やプライベートゾーンの学び等を通じて、一人ひとりに与えられている人権や尊厳を大切にすることを学びます。

いのちの授業

系列大学・病院の協力のもと、専門的な学びと体験を行います。胎児の成長について学び、赤ちゃん人形を抱いて新生児の重さを体感するほか、聴診器を使って自分の心臓音を聴き、自分のいのちについて考えます。また、医療機器に触れる体験を通して、「いのちを守る現場」への理解を深めます。「一人ひとりのいのちの価値は、どんなに高額な医療機器が並べられても比べものにならず、値段がつけられるものではありません。」と教えられ、医療現場での学びを通していのちの大切さを心に刻むのです。
神さまから与えられたいのちに感謝し、家族や周囲の人々に愛され、守られている存在であることを実感する学びです。

平和学習

ー平和を実現する人々は、幸いである、
その人たちは神の子と呼ばれる。ー
(マタイによる福音書5章9節)

沖縄修学旅行(6年生)

聖書には「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」(マタイによる福音書5章9節)とあります。Peace Maker:平和をつくりだす者として一人ひとりが、なぜ戦争が起きてしまったのか、どうすれば戦争を止められたのかを沖縄戦の戦跡や米軍基地周辺を訪れ、沖縄の過去と現在について学び、平和について考えます。平和をつくり出すことは、何か大きな事を成し遂げることではなく、誰かがプレゼントしてくれるものでもなく、わたしたち一人ひとりが、毎日の中で少しずつ、平和をつくっていくものであり、周りの人たちへの感謝、やさしい思いやり、「ありがとう」「ごめんね」が言えること、親切が積み重なって小さな平和が大きな平和に拡がることを、日頃のそれぞれの生活を振り返りながら、自分なりの意見や考えをもちます。また系列小学校との交流会や、沖縄の自然や産業、文化遺産などにも触れます。神さまが与えてくださった仲間に感謝し、学校ではできない体験を通して卒業する最後の学年の思い出を作る旅行でもあります。

系列機関 ADRA Japan による特別授業「平和について考える」

系列機関であるADRA Japan(アドラ ジャパン ADRA:Adventist Development and Relief Agency)は、世界約120か国に支部を持ち、途上国や災害被害地において、開発支援や緊急支援活動を行う世界最大規模のNGOです。日本の災害地域支援のみならず、世界の支援活動にも携わっている方を講師に迎え、「平和について考える」特別授業を行っています。世界で起こっている自然災害や紛争・戦争によって、明日のいのちを心配しなければならない人が、想像する以上に多くいる現状を知ります。講師の「人が生活に苦しむ人を生み出す、しかし人がその人たちを救うこともできる」「わたしたちが未来をつくりだすことも、戦争しない方法を選び取ることもできる」ことなどの話しを通して、平和についての学びを深めます。

祈祷週・卒業祈祷週

ーイエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、いのちである。」ー
(ヨハネによる福音書14章6節)

祈祷週

1学期と2学期はセブンスデー・アドベンチスト教会の牧師を講師に迎え、朝の時間に聖書を通して神さまについて知り、一人ひとりが神さまと自分自身と向き合い、自らを見つめることで、他者を思いやり平和を実現する心を育みます。昼休みには自主的に、個人や、仲間や先生と一緒に祈りの時間をもちます。自分のことだけでなく、大切な人のために、誰かのために祈り、神さまとの交わりを大切にする1週間です。

卒業祈祷週

3学期には6年生全員が全校児童・教職員や保護者を前に、小学校6年間の歩みを振り返ります。
三育小学校での学びや、神さま、聖書、先生、友達などとの親密な関係性を通して、三育小学校でなければ得られなかったかけがえのない学びや体験、心の交流、そして自分の中心に据えるものは何か、本当に大切なものは何か、誰かの必要を満たし、分かち合うことの大切さに気づいたことなどを、三育の学びの集大成として自分の言葉で語ります。