2026.03.05
NEWS
今日も卒業祈祷週4日目から1名のメッセージをご紹介します。
「戦争と平和」
皆さんは「戦争」と「平和」について考えたことはありますか。私は、6年間の小学校生活の中でたくさんあります。特に、沖縄修学旅行での平和学習や社会の歴史の授業、礼拝の時間や6年生の総合で行ったピースメーカーの授業の時などに、戦争の悲惨さや平和をつくり出すことの大切さについて学ぶことが出来ました。
このような学びを通して、私は「戦争って何だろう」と考えるようになりました。私の中で出た結論は、「戦争は国と国の争いだけではなく、人と人のほんの少しの考え方の違いや些細な出来事で起きてしまう争い」も戦争につながるのではないかということです。
次に考えたのは「平和」についてです。結論は出ていませんが、私にとっての平和は「今」ではないかと思います。安心して住むことができる家があり、美味しい食事や安全な水を飲むことができます。毎日学校に行くことができ、友達と笑い話をして笑顔でいることができます。そして、無条件に私を受け入れてくれる家族がいて、神様が命を与えてくださっています。このようなことから、「今」が平和であると私は思うのです。そして、なぜこれらが平和であるのかは、世界を見渡したら分かります。
世界の国々には、先ほど述べた平和の理由が、当り前のように行えていない人々がたくさんいるばかりか、戦争や紛争によって家族や友達を失い、私たちと同じような子ども達の中には、学校に行くことができない人もいます。だからこそ、私の「今」が平和と感じられるのです。
三育小学校での礼拝の時間や聖書の授業、総合のピースメーカーの授業などでは、平和をつくり出すことについて学ぶことができました。私が戦争を止めることは不可能に近いことですが、私の周りに平和をつくり出していくことはできるのではないかと思います。それは決して難しいことではなく、笑顔で挨拶をしたり、困っている友達に手を差し伸べたりすることで、周りの人の心を温かくすることができるのではないでしょうか。
私も机から落としてしまった荷物を友達が拾ってくれたり、友達が時間を教えてくれた時に「ありがとう!」と声を掛けたら、「どういたしまして!」と返事をしてくれたりした時は、人のぬくもりを感じることができて嬉しい気持ちになります。
ここで、平和を創り出していくことについて書かれている聖句を3つ紹介します。
1つ目は、マタイによる福音書5章44節。
「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」
2つ目は、ルカによる福音書6章27,28節。
「しかし、わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。」
3つ目は、ガラテヤの信徒への手紙5章22,23節。
「これに対して、霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。これらを禁じる掟はありません。」
この3つの聖句を世界中の人々が実践することができれば、より良い世界をつくっていくことができると思います。
誰にも苦手な人や気の合わない人はいると思います。しかし、この3つの聖句に書かれているように、敵を愛して親切な対応をしていくことで、より良い関係を築いていくことができ、相手の心に平和をつくり出せると思います。このことを、誰もが実行することができれば、戦争や紛争で大切な命を亡くなることも、いじめや差別も無い世界になると思います。
このように、平和についての考えを深めた結果、私の中での「平和」の結論を出すことができました。それは、「いつも通りに学校に行き、いつも通りに友達と遊んで笑って、いつも通りに美味しいお弁当を食べる。」ことです。当たり前のような日常が、当り前のように続いていくことが平和だと私は思います。
日本は戦後80年を迎えましたが、世界では今でも戦争や紛争で多くの人の大切な命が奪われています。その中には私たちと同年代の子ども達もいます。しかし、そのような中でも、懸命に助け合い一日一日を精一杯に生きています。私も今生きていることに感謝をし、周りの人の必要を感じ取り、実行していくことを積み重ねていくことで、平和を創り出していきたいと思います。
今日は6年生が特別讃美歌をお捧げしました。その歌詞もご紹介します。

「あいのわざ」 作詞:Alice Jane Cleator 作曲:Grant Colfox Tullar 富岡正男 編
1.ちさいかごに花を入れ さびしい人にあげたなら
色もかおりも部屋にみち 気持ちよい日を過ごすでしょう
愛のわざはちさくても 神の力がこもるから
やみ夜のような世の中を 真昼のように照らすでしょう
2.おはようとのひとことも 心こめて言ったなら
言われた人は日暮れまで 気持ちよい日を過ごすでしょう
愛のわざはちさくても 神の力がこもるから
やみ夜のような世の中を 真昼のように照らすでしょう