2025.03.13
NEWS
今日も卒業祈祷週の中からメッセージをご紹介します。
6年間毎日聖書を学び、生活に生かしてきた6年生たちです。これから歩む道のりもまた、聖書が人生の指針となることを願っています。
「神様の導き」
聖書の物語を読んでいると、この人の性格は自分とそっくりだなと思ったり、この人の話は自分も似たような経験をしたことがあるなと思ったりすることがあります。その中でも特に似ていると感じているのがヨナの話です。
神様は預言者のヨナに、罪人が沢山いる恐ろしいニネベに行き、悔い改めなければ皆が滅ぼされることを警告するよう命じられました。ですが、ヨナはニネベに行くことを恐れて、神様の命令から逃れるようにタルシシュ行きの船に乗り込むのです。しかし、ヨナが乗った船は嵐に襲われて今にも砕けそうになります。ヨナは自分が神様の命令に背いて逃げたために神様が嵐を送られたことを分かっていて、自分が船から降りれば嵐が収まるので、船に乗っている人達に自分を海に投げ込むよう言い、ヨナが海に投げ込まれると嵐は静まるのでした。
神様は海に投げ込まれたヨナを助けるために、巨大な魚に命じてヨナを呑み込ませるのでした。ヨナは三日三晩魚のお腹の中にいて、神様に悔い改めの祈りを捧げます。神様はヨナの祈りを聞き入れて、魚に命じてヨナを陸地に吐き出させました。神様は、ニネベに行き警告を告げるよう、再びヨナに命じられました。神様によって嵐の海から助け出されたヨナは悔い改めてニネベに行き、神様によって皆が滅ぼされるから悔い改めるよう人々に告げました。ニネベの王と人々はヨナの言葉を受け入れて神様を信じるのでした。それをご覧になられた神様は、ニネベの人達を赦して滅ぼすことをしませんでした。
ヨナはニネベに行くことが恐ろしく、神様による命令にも関わらず、神様が共にいて守ってくださることを忘れてしまい、神様から逃れようとしてしまうのです。私もヨナのように、自分に都合の悪いことや、誰かと気まずい関係になってしまうと、そのことから目をそらして逃れようとしてしまうことがあります。
私は以前、幼馴染の友達と大きな喧嘩をしてしまい、その子と顔を合わせるのが嫌で、できるだけ避けるようにしていました。ある時、そのことについて別の友達に相談してみると、「きちんと話し合ってお互いの気持ちを確認したほうがいいよ」と言われたので、嫌々でしたが話し合いの時間をもつことにしました。最初はすごく気まずくてその場から逃げ出したい気持ちでしたが、少しずつ本音を伝え合っていくとお互いに誤解していたことに気が付き、結果的にはお互いに謝罪をして前よりも仲が深まるようになったのです。
自分に不都合なことが起こると逃げ出してしまうこと、向き合うべき相手に後ろめたさがあり直視できないこと、きちんと悔い改めることでより良くなること。このような点から、ヨナの話と私の出来事には共通点があり、私はヨナの話に親近感があるのです。そして、神様は自分の過ちに気が付いてきちんと悔い改めをした人には、より良い方法へと神様が導いてくださるのです。
聖書をお読みします。
「主御自身があなたに先立って行き、主御自身があなたと共におられる。主はあなたを見放すことも、見捨てられることもない。恐れてはならない。おののいてはならない。」
申命記 31章8節
ヨナがニネベに行くことを決めた時、私が友達との仲直りを選んだ時、その場には神様が共にいてくださり、私たちを導いてくださっておられたのです。そして、神様は、私たちが人生で出くわす様々な困難に備えて、その状況と似ている話を聖書に記して解決方法を教えてくださっているのです。神様は聖書を用いて私たちを導いてくださっています。神様の導きを信じて、神様の導きに感謝して、これからも歩んでいきたいです。